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ドアのこと~玄関ドコ?な家~

月曜日の本契約を無事に済ませ、換気の記事を書いていたら
長くなりすぎて、嫌がられそう(誰に?)だったので、内容を見直しています。


その間に、我が家の特徴?の一つでもある、玄関のお話です。

かいどまり宅には、いくつかの特徴と呼べる点があります。

自宅にシェフがいる=キッチンの掃除にビクビクする。
(うっかりすると、毎日換気扇を外して洗う→壊れる)
トイレにドアが無い→狭いトイレが好きじゃ無い。
(トイレの話の時に紹介しますが、一応来客のためだけのドアはつけました)
玄関がどこかわからない→用途に応じて出入りする場所が変わる。
主寝室が異常に狭い→ベッドごと寝返りをうつ強者がいるので、隙間が危険。

・・・他にもありそうですが、これら全て、通常の建て売りやマンションとは
ちょっと異なるのではと思います。


さて。我が家には通常の玄関が存在しません


玄関を地下道にしようか?とか、縄ばしごで登る入り口も作っとく?とか
息子クンと真剣に色々計画しましたが・・・
忍者屋敷計画は、失笑(誰のとは言わないけど)のうちに消え去りました。
高校入学と同時に北海道に行ってしまった今では
生活動線に基づいて夫婦が暮らしやすい家を設計しています


田舎の農家としての出入り口ですが、機能重視のくせに
デザイン性を譲らない、我が儘施主の苦悩の日々(嘘)が続きました。


一般的に、農家には土間がつきもの。
この辺りの一般的なお家は、殆どが古民家タイプの間取りです。
大子の家 

土間には洗濯機があって、土で汚れた衣服を家の中まで持ち込みません。

玄関ドアはどこも引き戸で、並んで縁側が続きます。
気候の良い季節には、全部開け放って家の中に風を通します。

浴室だって、畑から戻ってきたら家の中に上がらずに土間から直接浴室
こうしておかないと、家の中が土だらけになります。

囲炉裏で焼肉 
家の中からは、土間の浴室やトイレはとても寒くて、一端外に出るのと
同じような感じですから冬場は辛いのですが、そこと囲炉裏や掘りごたつ
往復するのが、土と共に生きる農家の暮らし。風情があります。


ところが、かいどまり宅では、これをそのまま採用出来ません。
田舎の古民家生活を体験して、そのままでは住めないことがよくわかりました。

この先人の知恵を「虫怖い、埃駄目、寒がり、暑がり、カビ禁止の我が儘施主は
洋風建築の高気密住宅にどう生かせば良いのか?


動線を描いて、何枚も作図したり、イメージパースを描いたり・・・
息子クンが受験のために通っていた夏休みの塾を待つ間、
セブンイレブンの駐車場で、いつも描いていました(笑


先ず、土間は設けず、ウィンタールームが存在します。
外とも中とも言えない作業はここで。
ワンコの出産、育児のスペースもきっとこの場所になるので、床は水が流せる
レストランの厨房仕様です。
作業靴を洗ったり、羊皮紙の制作やDIY、種から芽を出させるのもここ。
花粉対策網戸とサッシに囲まれた空間です。

そして、畑から戻って最初に入る場所はシャワールーム
ここは、ウィンタールームとは違う場所に入り口があります。
一日の畑仕事を終えて、シャワーを浴び、着ていたものを全部
洗濯機に放り込む
場所。

裏口のような存在ですが、実はこのドアはゲストルームに
通じています。
ここを通らないと家の中に入れないように、サニタリーに
玄関ドアがついているようなイメージです。

ゲストが宿泊している時には、自由にお庭を散策できるように
専用のドアを設置しました。
ここには北洲さんの玄関ドアを採用していますが、玄関土間は
ありません。(出入りするだけなので、必要無いのです。)
*北洲ドアの画像が見つかりませんでしたので、後日挿入しておきます^^;


そして、キッチンにもドア
畑から持ち帰った野菜などを一端水洗いしてから、キッチンに持ち込みます。
ゴミも出します。
そのための出入り口をキッチンユニットのすぐ横にとりつけました。
こちらも、断熱性とデザイン性を考慮して、選んだ商品は、三協アルミの
ナチュレアール
ナチュレアール 
ちょっとカントリー風で上質感のある白いドアには、シャビーな仕上げを施してあります。
でも、ここも玄関じゃ無い。キッチンドア。と呼んでいます。
(画像はブラウンですが、かいどまり宅ではホワイトを選んでいます)

このドア。
実は、現物を一度も見ないで決めています。
何でも執拗に確認する私が、現物を見ないで決めた訳。
まず、開口の形状です。内装にあわせて、ドアの上辺がアール形状のもの。
それから、TOYOキッチンの面材にあわせてデザインを考えたのですが
この二つはメーカーが違いますから、当然並べて確認することが出来ません。
勘に頼るしか無かったのです。
だから、ちょっとした色のニュアンスの違いなどは、自分でペイントして
修正することにしましたから、現物を確認せずに決定しました。
・・・大丈夫かしら?・・・上手く映えると良いけれど。

ちなみに、アンティーク調ウッドに見えますが、木では無く、断熱材が入った
鋼板製のドアです。ウッドのドアのようにネジでリースを吊ったりも
出来ないのですが、しっかりしているので、つり下げ金具や飾り金具は
貼り付けることが可能です。
トロンプルイユするか、装飾金具を貼るか・・・楽しい悩みですね。

一般的に、このドアを勝手口ドアと呼ぶのでしょうが、どうも我が家には
その呼称があてはまらないような感じです。


そして、アトリエ。
こちらは、ウィンターガーデンを通らないと入れません
ドアは断熱テラスドア
両開きのフレンチドアは、大きな作品だって楽々通れるはず。
両開きテラスドア 
*この画像で見ると、全然素敵じゃないですね。
実際にとりつけたら、もうちょっと雰囲気出ると思うのですけれど・・・

最後にダイニング用出入り口
お客様をお迎えするためだけのドアで、アトリエと同じフレンチドアです。
ゲスト用出入り口とも言えます。

こうして見ると、一般的に玄関と言われるドアは、ゲスト用出入り口
ということになるようですが・・・
ここにも商品としての玄関ドアはついていませんし、玄関土間もありません。
テラス用ドアを施錠できるようにして使います。
しかも、普段は締め切りです。


パパは毎日が農作業ですから、農業入り口から出入りします。
たま~に、一緒にキッチンドアから買い物に出かけることもあるでしょう。

私はアトリエから出入りします。

一日の仕事の動線を考えたら、それぞれ靴を脱ぎたい場所が違うので
玄関がいらなかったのです。

頻繁に訪問者があるわけでも無いですし、雪の季節だと先ず誰も来ないでしょう。
そういうわけで、一体どこに玄関があるの!?な状態を楽しもうと思います


・・・原発事故の問題を考えると、このドア、使うことがあるのかしら?と、
不安に思いますが、絶対行くから!と言って下さっている方々がおられる以上、
来て下さった時には、一番景色の良い場所からお迎えしたいと思いましたので
真っ白のフレンチドアを設置することにしました。
 
電柱を見下ろすs 
*東北電力さんに建ててもらった電柱が嬉しくて撮った写真。
家の前に立って見下ろすと、こんな景色。これから手を入れて美しくなる予定です。



今まで知らなかったのですが、通常のテラスドアというのは
中からしか開けられず、外から施錠することが出来ません

そういう機能を持たせたフレンチドアは商業用のドアに多く見られますが
こちらは、ドアの下にちょっと隙間があったりして、断熱・気密が住宅向きではありません。
なかなかピッタリ用途にかなう商品が見つかりませんでした。

当初は輸入木製サッシのテラスドアをイメージしていましたが、
木製サッシって塗装やワックスがけのメンテを怠るとひび割れしたり、隙間ができたりするんです。
それに、北洲さんが普段採用していない輸入サッシを採用するとなれば
取り付けなどで、色々問題が浮上する可能性が高くなります。
*北洲さんのDフェンスターは、外から開閉、施錠できないので採用したくても出来ない。

ズボラ家族には、樹脂サッシが良いだろうと、トステムのマイスターⅡを選択しました。
それ以外の装飾窓などに採用したのは、サーモスH。この窓は、サッシの枠が細くて
ガラス部分が広い窓です。
シンプルモダンな印象ですが、使い方次第で色々な表情を見せてくれるだろうと
期待しています♪

早くヨーロッパのように、日本のサッシ業界も性能値に意識が高くなると良いのだけれど。
まだまだ発展途上です。
スペーシア専用の高性能サッシ、あれば売れると思うんだけどなー・・・


・・・そういえば、京都の家は玄関がシャッターでした(笑)
家族用の出入り口を設けずに、レストランの入り口をランドセルの息子が通過する
奇妙な間取り。
そうすることでセキュリティ面の強化と息子の帰宅確認の二つのメリットがありました。

昼下がりに、トロンと気持ちよい表情でスワーリングしているお客様には
給食袋をランドセルにつり下げて、リコーダーを手にした子供が
ホールを横切ってゆくのは、幻に見えたらしいです(笑


都会では無い、今回の環境で、玄関土間が無いというのは、家の中に
土が入って困るんじゃ?とも思いましたが、土がついた靴はドアの外で脱げるように
工夫していますから、土間が外にあるようなイメージです。

土と埃は外。を徹底した間取りを考えて試してみたかった形です。

出来上がったら画像と共にご紹介しますので、お楽しみにー♪

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かいどまり

Author:かいどまり
京都のど真ん中から、森の暮らしを目指して三年半。
オーガニック農場でパパは動物を育て、ママはアトリエで写本研究。

ようやく出会ったいわき市の土地で建築を計画した春。。。
震災に会い、原発事故発生。
ようやく計画を再開して、再出発です!

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